ミハエル・シューマッハが開発に関わったフェラーリ・430 スクーデリア

Photo by CarSpotter on Foter

フェラーリ・430スクーデリアは、日本では2008年5月に販売が開始されました。フェラーリ・430をベースによりスポーツ志向に振った車両となります。

今回は、フェラーリ・430とフェラーリ・430スクーデリアのご紹介です。

フェラーリ・430とは！？

フェラーリ・430は、2004年～2009年に販売され（日本では2005年～2010年）、フェラーリ・360モデナの後継モデルとして登場。ピッコロフェラーリの仲間となります。

シャシーはフェラーリ・360を基本にV8エンジンは4.3Lとなりました。フェラーリ・430の車名はここから来ています。ミッションはマニュアルとF1マチック（いわゆるセミオートマ、パトルシフト）があり、6速でした。左ハンドルと右ハンドルが用意され、日本での価格はクーペのMTが2,400万円、F1マチックが2,547万円。スパイダーのMTが2,600万円、F1マチックが2,755万円です。

フェラーリ・430 スクーデリアとは！？

フェラーリ・430をベースに、F1ドライバーミハエル・シューマッハによって2007年フランクフルトモーターショーで発表されました。 2008年5月には日本でも3,026万円で発売が開始されました。フェラーリ・430 スクーデリアは、2008年にフェラーリF1がコンストラクターズタイトルを獲得したことを記念して製作された限定モデルとなります。また、F1技術によって進化させたモデルです。ミハエル・シューマッハは、2006年に一度F1から引退し、アドバイザーとしてフェラーリに残っており、フェラーリ・430 スクーデリアはシューマッハの鋭い感性が開発に磨きをかけたモデルです。

フェラーリ・430との違いは主に

• エンジン：V型8気筒自然吸気4,308ccで375kW（510ps）/8,500rpm
• 車重：約200kg軽い1,250kg
• 0-100km：3.6秒以下
• 最高速：320km/h以上
• トランスミッション：60msでシフトチェンジできるF1スーパーファストを搭載、またF1-TracやE-Diffを搭載
• 外観：外見の違いに、ボディの中心に2本のグレイの線が入っている
• エアインテーク：開口部の形状変更
• リヤエキゾースト：ナンバープレートの高さまで持ち上げられ上方配置2本出し
• シート：オール・カーボン製。手動式のアジャストダイヤルで、あらゆる体格にフィットするようにポジションを調整することができる
• ホイール：軽合金ホイールが10本スポークに変更
• インテークのプレナムチャンバー、エンジンベイのトリムパネル、フィルターハウジング：カーボンファイバー製
• フロア：滑り止め加工されたアルミ製フットレスト。金属製パーツむき出し
• 計器類：視認性の高い特別なグラフィック・デザイン
• 内張り・シート：3D構成の素材とアルカンタラが採用
• 金額：3,026万円～

とあらゆる部分で変更となっています。

フェラーリ・430とフェラーリ・430 スクーデリアの基本メカニズム

フェラーリ・430

フェラーリ・430 スクーデリア

参考：
フェラーリ・F430

最後に

ここまで、フェラーリ・430スクーデリアについてご紹介してきましたが、いかがでしたか？東京ユーポスでは、今回紹介したフェラーリ・430スクーデリアを積極買取しております。他社よりも高値での買取りに自信がありますので、車の売却をご検討の方はぜひ東京ユーポスにご相談ください。