Photo by Toyota UK on Foter.com / CC BY-NC-ND
1951年から歴史が始まったランドクルーザー、通称ランクル。現在は200系(執筆中時点)となり、初代発売開始68年目、すべてのランクルシリーズを含めて累計1,000万台を超えました。
今回は、日本でも根強い人気、海外でも大人気のランドクルーザー80をご紹介します。
ランドクルーザーの始まり
ジープをご存知でしょうか。年代にもよるかもしれませんが、ジープと言えばこんな車を思い浮かべる人も多いかもしれません。
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そう、このバンタム・ジープをコピーしてAK10型が誕生し、構造的に直接のつながりはないのですがその経験値は大きく、後のランドクルーザーが生まれたと言っても過言ではありません。初代は、トヨタ・ジープBJ・FJ型という車名でしたが、1954年に商標権の問題によりランドクルーザーへと車名へと変更されました。ランドローバーに対抗して付けたとのことです。(ローバーは海賊船)
ちなみにランドクルーザーという車名は、英語の「Land→陸」と「Cruiser→巡洋艦」を組み合わせた造語であり、「陸の巡洋艦」だそうです。1954年に付けられたとはいえ、現在でも古さを感じない車名です。クラウン(1955年~)よりも歴史があります。
ランドクルーザー80系
ランドクルーザー80系は、1989年(平成元年10月)~1997年(平成9年12月)の間に販売された車両で、それまでのクロスカントリー重視から内外装の変更により、現在のモデルにも繋がっている高級SUVへと変化した最初のモデルとなりました。
次世代の100系がオフロード走行には不向きの面もあるため、内外装を高級路線に持っていったとはいえ80系はオフロード走行も十分に耐えうる車両であることから、現在でも80系は根強い人気があります。80系の足回りは特に信頼されていて、諸外国からの要望により、エンジン・足回りは80、ボディーは100というランクル105系が生産されていたようです(特にオーストラリアの要望)
ランドクルーザー80系メカニズム
Photo by Toyota UK on Foter.com / CC BY-NC-ND
マイナーチェンジの歴史:
【前期型】平成1年(1989年)10月~【中期型】平成4年(1992年)8月~【後期型】平成7年(1995年)1月~
乗車定員 | 5~8名 |
---|---|
ボディタイプ | 5ドアSUV |
エンジン | ガソリン: 3F-E(1990-1992) 1FZ-FE(1992-1997) ディーゼル: 1HZ(1990-1997) 1HD-T(1990-1995) 1HD-FT(1995-1997) |
駆動方式 | フルタイム4WD式 (一部バングレードはパートタイム4WD式) |
変速機 | 5MT/4AT |
サスペンション | 前 リーディングアーム 後 4リンク式 |
全長 | 4,970mm |
全幅 | 1,930mm |
全高 | 1,860mm |
ホイールベース | 2,850mm |
車両重量 | 2,230kg(ワゴン) 2,270kg(バン) |
最高出力 | 155ps/4,200rpm(3F-E) 215ps/4,600rpm(1FZ-FE) 135ps/4,000rpm(1HZ) 165ps/3,600rpm(1HD-T) 170ps/3,600rpm(1HD-FT) |
最大トルク | 29.5kg·m/2,600rpm(3F-E) 38.0kg·m/3,200rpm(1FZ-FE) 28.5kg·m/2,200rpm(1HZ) 37.0kg·m/2,000rpm(1HD-T) 38.7kg·m/2,500rpm(1HD-FT) |
参考:トヨタ・ランドクルーザー
最後に
ここまで、トヨタ・ランドクルーザー(ランクル)80についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?東京ユーポスでは、今回紹介したトヨタ・ランドクルーザー(ランクル)80を積極買取しております。他社よりも高値での買取りに自信がありますので、車の売却をご検討の方はぜひ東京ユーポスにご相談ください。
2021.11.13
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