1948年に登場したポルシェ365が2シーターだったために、リヤシート(4人乗り)を確保するために1956年よりプロジェクトがスタートしました。そして1964年にポルシェ911が誕生しました。今回は、ポルシェ911のご紹介です。
そもそもポルシェとは!?
ドイツの自動車メーカーで、正式車社名は「Dr. Ing. h.c. F. Porsche AG」日本語だとフェルディナント・ポルシェ名誉工学博士株式会社です。創設者の名前です。創設は1930年、1931年と諸説ありですが、デザイン事務所としてスタートしていて、息子であるフェリー・ポルシェが1948年に自動車を販売して、はれて自動車メーカーとなりました。フェルディナント・ポルシェはフォルクスワーゲン・タイプ1を設計した技術者でもあります。フォルクスワーゲン・タイプ1は「ビートル」です。ちなみにビートルは2019年に生産終了して約80年の歴史に幕を下ろしました。2012年にはポルシェは、フォルクスワーゲンの完全子会社となっています。
ポルシェ911の始まり
四人乗りが欲しい、こんなことが会議で話されたのか分かりませんが、1956年より販売していたポルシェ356は2人乗りでした。そこでポルシェ356の後継者ポルシェ911の開発が1956年より始まります。開発コードは901でした。そのまま901としていましたが、プジョーが中央に0が入った数字を全部商標登録していました。そこで、これから60年続く911に変更してポルシェ911が正式に生まれました。
ポルシェ911は現在までに、
- 901型(初代)1964-1974年
- 930型(2代目)1974-1989年→ターボモデル登場
- 964型(3代目)1989-1993年→四輪駆動登場
- 993型(4代目)1993-1998年→最後の空冷
- 996型(5代目)1997-2002年
- 997型(6代目)2004-2011年
- 991型(7代目)2011-2019年
- 992型(8代目)2019年-
ちなみに、目安となる各世代の販売台数ですが、
- 901型(初代)1964-1974年→111,995台
- 930型(2代目)1974-1989年→198,469台
- 964型(3代目)1989-1993年→63,762台
- 993型(4代目)1993-1998年→68,881台
- 996型(5代目)1997-2002年→175,262台
- 997型(6代目)2004-2011年→213,004台
- 991型(7代目)2011-2019年→217,930台
となっていて、現行を除いた世代では、その当時の知名度、富裕層の違いがあれど、7代目が一番売れたポルシェ911となっています。年齢にもよると思いますが、ポルシェと言ったら2代目という方もたくさんいるかもしれません。
7代目ポルシェ911
8代目現行型は、販売以来ポルシェの売上の30%近くを稼ぎ出しているモデルとなっていて、今後過去最高の一番売れたモデルになるかもしれません。
乗車定員 | 4名 |
---|---|
ボディタイプ | 2ドアクーペ |
エンジン | 3.0L水平対向6気筒 |
駆動方式 | 後輪駆動 AWD |
変速機 | 8速デュアルクラッチトランスミッション 7速MT |
サスペンション | 前 マクファーソンストラット 後 マルチリンク |
全長 | 4,519mm |
全幅 | 1,852mm |
全高 | 1,300mm |
ホイールベース | 2,450mm |
車両重量 | 1,515–1,565kg |
最高出力 | 385ps(283kW)/6500rpm |
最大トルク | 45.9kg・m(450N・m)/1950~5000rpm |
参考:ポルシェ・992
最後に
ここまで、ポルシェ911(初代~8代目)についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?東京ユーポスでは、今回紹介したポルシェ911(初代~8代目)を積極買取しております。他社よりも高値での買取りに自信がありますので、車の売却をご検討の方はぜひ東京ユーポスにご相談ください。
2021.11.13
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